『テーベの東』というボードゲームを参考…というか、同じシステムを採用させてもらいました。
『テーベの東』は、アクションに必要なコストを「時間」で支払い、その時点で、支払った「時間」の総量が最も少ないプレイヤーが次の手番を行うシステムです。
コンピュータゲームに例えると硬直時間(技後の隙)が近いでしょうか。
小技を使えば効果は小さいけれど手数が増え、反対に大技は効果が大きいけれど、使ったあとはしばらく動けない。というイメージです。
このゲームでは、コストが「時間」ではなくアクションポイントであるため、AP(アクションポイント)トラックと呼んでいます。
このシステムは手番順の管理をプレイヤーがアクティブに行えることが面白い点だと思います。
他のプレイヤーよりも先に動きたかったり、連続手番を行おうとするなら、少し工夫が必要になります。手番順による有利不利をプレイヤーがコントロールできるので、
盤面の状況によっては、会心の一手が狙えるかもしれません。
また、行動を早めに切り上げてセーフティゾーン(安全地帯)に戻ったプレイヤーには、その時だけ、ダメージカットにボーナスがつくのでチキンレースのような要素もあります。